RESEARCH&RESULTS 研究・成果

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  • Extraction of Behavior ―Attribute Relationships through Nonnegative Tensor Factorization of Independently Collected Transit and Purchase Histories

    著者:Tatsuya SASAKI, Yu HASEGAWA, Fuma IKEYA, Tomoki CHIBA, Kei DEGUCHI, Takashi OGUCHI (The University of Tokyo)

    キーワード:transit smart card data, loyalty card data, station-area population, tensor decomposition, population-level analysis

    発表学会第23回ITSシンポジウム2025

    学会期間:2025年12月17日(水) ~18日(木)

    会場広島国際会議場(平和祈念公園内)

  • 交通系ICカードデータを用いたスポーツイベント終了後の滞留行動に対する試合経過の影響把握

    著者:出口慶,長谷川悠,池谷風馬,千葉智樹,佐々木竜也,大口敬(東京大学)

    キーワード:Dwell time, Post-event activities, Transit card data

    発表学会第23回ITSシンポジウム2025

    学会期間:2025年12月17日(水) ~18日(木)

    会場広島国際会議場(平和祈念公園内)

    概要:まちづくりにおいてにぎわい創出は重要であり,施設を訪れた客が利用後も周辺地域に滞留してまちに活気をもたらす事例を理解する意義は大きい.本研究では人々の滞留の特徴を把握することを目的として,鉄道駅付近の施設で開催されるスポーツイベントの観戦者の試合終了後の行動を分析する.そのために試合データと改札通過時刻や個人属性等を含む交通系 IC カードデータを用いて,観戦者の試合終了後から改札通過までの時間と,その他の変数の関係を明らかにする.

  • リピーターに着目した鉄道駅周辺の商業施設における消費者購買行動の差異に関する研究

    著者:池谷 風馬1,*佐々木 竜也1,長谷川 悠1,鈴木 渉2,千葉 智生1,大口 敬1 
    (1. 東京大学,2. 豊田都市交通研究所)

    キーワード:購買行動,リピーター,鉄道駅周辺,差異,ビッグデータ

    発表学会第72回 土木計画学研究発表会・秋大会

    学会期間:2025年11月22(土) – 24日(月)

    会場:福井工業大学

    概要:近年、個々人に着目した購買行動の実態把握は、中心市街地活性化の議論の土台として重視されている。これまで都市計画の分野では、重力モデル等を用いた購買行動の予測が行われてきたが、購買行動の個々人の差異の考慮までは至っていない。また、「個々人の差異」に着目した際、何をもって「差異」とみなすのかの議論についても十分に行われていない。
    以上の背景より本研究では、駅周辺商業施設のデータベースを用いて、消費者の購買行動の差異を把握することを目的とする。具体的には、駅直結の商業施設を複数回利用している人を対象とし、対象者間で購買行動にような差異があるのかを分析する。さらに、属性のタイプごとに対象者を分類し、それぞれの分類ごとに購買行動の差異について分析・考察を行う。